8月31日読売新聞朝刊に掲載されました
 

指輪? ペン?

答えは、指輪のように指にはめるボールペンです。
エルゴペンはアメリカの発明品(米国特許番号5391010。日本等でも特許取得済)です。
なぜ、こんな変わった形のペンを発明したのでしょうか?
その理由は次の3点です。
1. 首・肩・腕・手・指への負担を軽減できること
2. 創造力を刺激するような斬新なデザイン
3. ペンだけでなくペンを持つ姿も美しく見せること

アメリカのUSニュース&ワールド・レポート誌は、「21世紀の偉大な発明の一つにあげられる」と賞賛し、アーロンチェアとともに「Cool gear this year」に選びました。
アメリカのThe Vermont Country Store(R)は、「ボールペン発明以来の最大の進歩である」と評価しています。
Arthritis Foundation(全米最大規模の関節炎の研究・患者支援・社会啓発を行う非営利組織)は、「より少ない力でペンを持つことが出来るので、指と手首のストレスを軽減できる」と紹介しています。
米国ではQVC等のTV通販を通じて40万本以上売れているヒット商品です。

→ 使い方:
1.指輪のように人差し指にはめる
2.親指と中指でペンを軽く支える
3.力まずに文字を書く

→ お勧めしたい方:
・ 頻繁に書く方(学生、秘書等)
・ 指や手に疲れや違和感を感じる方
・ 手、指、爪の美しさを際立たせたい方
・ おしゃれな小物が好きな方
・ デザインに興味がある方
・ PDA(clie、 palm、 Pocket PC、 ザウルス等)のスタイラスを使う方

→ メカニズム:
もし、貴方が長くて重たい棒を持つ場合、棒のどこを持ちますか?
最小の力で棒を持つためには、どこを持ちますか?
棒の先端? それとも棒の中央部?
そうですね。
棒の中央部の方が先端部より軽く持てますよね。
では、なぜ先端部よりも中央部の方がより少ない力で棒をコントロールできるのでしょうか?
その答えは、重心と支点の距離にあります。
つまり、重心(重さの中心:棒の中央部)と支点(棒を持つ場所)の距離が離れているよりも近い方がより少ない力で棒をコントロールできるのです。
エルゴペンは重心と支点の距離が最小になるようにデザインされています。詳しくは、下記の図をご覧ください。

私たちはエルゴペンの日本での輸入・流通・販売のライセンスを供与されました。 また、エルゴペンはJIS規格(JIS S 6039:2000「ボールペン用 中しん」)の試験をクリアーしています(書き味、色調、筆記性能ともに問題なし)。

 
 
先端部を持つと重く感じる。 その理由は、棒の重心(重さの中心部分)と支点(手で持つ場所)が離れているため。 重心から支点が離れる程、棒をコントロールするのにより大きな力が必要になる。
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中心部を持つと軽く感じる。 その理由は、棒の重心(重さの中心部分)と支点(手で持つ場所)が近いため。 重心と支点が近い程、より小さな力で棒をコントロールできる。
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通常のペンは、重心と支点が離れている。さらに、3本の指でペンを挟んでペンを持つので、指に負荷が集中する。
VS
エルゴペンは、支点と重心が限界まで近づくようにデザインされている。 そのため、より少ない力でペンをコントロールできる。